派遣のお仕事| 派遣のお仕事に関する類義語辞典です。
このページは派遣のお仕事| 派遣のお仕事情報館が 2006年 12月 15日 20時49分48秒 にクロールしたキャッシュ情報です。

忘れとは?

[ 143] 健康長寿ネット−もの忘れ
[引用サイト]  http://www.tyojyu.or.jp/hp/page000000100/hpg000000028.htm

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だれでも歳をとるともの忘れをするようになります。わたしたちの記憶力は30歳から40歳をピークにゆっくり低下していくことが知られています。しかしこのもの忘れには病的なもの忘れと年齢相応におこってくる生理的なもの忘れが存在します。病的なもの忘れはやがて認知症という重大な病気につながっていくことがあり要注意です。
それでは良性の生理的なもの忘れと病的なもの忘れはどのように区別するのでしょうか。
老化現象の一部としての良性のもの忘れの特徴としては障害の範囲が限定されていて、たとえば1)人の名前や物の名前が出てこない、漢字が思い出せないといった現象です。テレビをみていて俳優さんの顔は知っていても名前が出てこない経験は誰でもあることでしょう。2)言葉を言い間違えて自分では気付かない 3)とっさに言葉がでてこなくて、言葉につまる 4)置き忘れ、ど忘れ、立ち上がった途端に用事を忘れる 5)うっかりミス、勘違い これらの出来事はその場ではでてこなくても後で思い出したり、別の機会ではきちんと思い出せたり話せたりします。そのために日常生活や職業活動などに支障をきたすことはありませんし、それまでの高級な精神活動も維持されます。また忘れたり言葉が出てこなかったことに対して本人に明白な自覚があります。
これに対して病的なもの忘れでは、ものの名前といった狭い範囲の思い出しができないだけでなく、以前に自分のした経験そのものが残らないという忘れ方をします。また病的なもの忘れでは思い出せないというだけではなく時間の感覚があいまいになり、日付や曜日、季節などがわからなくなったり(時間の見当識障害)、今いる場所がわからなくなったりします(場所の見当識障害)。このような記憶障害がおこると、日常生活に支障が出てきます。それは単にもの忘れをするのではなく、段取りよく物事を進めたり、計画したりすることが難しくなるからです(遂行機能障害)。具体的には買物をすることが難しくなったり、料理をすることが困難になったりします。また生理的なもの忘れでははっきりとしたもの忘れに対する自覚がありましたが、病的なもの忘れでは、自覚はあるものの表面的です。これは自分を正しく評価する、自分を省みるということが困難になっているためです。自分を省みるためには、今自らがおこなった行為を、過去の経験に照らし合わせて検証するという手続きが必要となりますが、今行った行為が記憶から消えてしまっていますから、検証のしようがないのです。先ほどの例でいうと料理はできなくなりますが、ご本人はできないのではなくやらないのだというようになります。またできないことに対してさかんにいいわけをするようになります。このような病的なもの忘れにきがついたら早めに医療機関への受診をお勧めします。
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[ 144] こころの健康シリーズ -日本精神衛生会-
[引用サイト]  http://www.jamh.gr.jp/kokoro/series/monowasure1.html

軽いもの忘れはよく見られます。たとえば、テレビによく出演する有名人とか政治家の名を度忘れすることは誰にでもあります。眼鏡や鍵の置き忘れでしたら、それ程気にはならないでしょう。しかし、しばしば訪れる近くの店の名を忘れたり、時には自宅の電話番号を勘違いしたりすると、また大事な書類のしまい忘れが続くと、不安になることがあります。歳をとったなと嘆くだけでなく、ぼけの代表的な病気であるアルツハイマー型痴呆の症状かもしれないと想像し、どきっとすることもあります。ところが、健常者にもあるもの忘れと病気の症状としてのもの忘れとは基本的に異なります。前者は、いわゆる度忘れが少し強くなっていることを表します。すなわち知っている筈のことがスムースに想起できない状態です。これに対して、痴呆に見られるもの忘れは新しいことを覚えられない状態です。その違いを記憶のメカニズムから説明しましょう。
記憶はまず、目や耳を通って周囲から入ってきた情報を憶え込むことから始まります。これを「記銘」といいます。下図を参考にして下さい。脳は記銘した情報を忘れないように、記憶痕跡としてその情報を「保持」しておきます。そうして、保持した記憶を必要に応じて思い出します。これが「想起」です。
度忘れの場合は、たとえば人の名をたまたまその時には思い出せなくても、他の時にはごく自然に思い出せます。また、他の人がその人の名をいえば「あっ、そうだった」とその人の名を思い出します。これを「再認」と呼びます。したがって、記憶は保持されているのですが、ただその時に想起できないだけです。そうして、このような想起の障害のみであればぼけに移行することはありませんので、良性もの忘れと呼ばれます。一方、周囲から与えられた新しい情報を記銘出来ない場合はぼけにつながる可能性があります。これについては後に詳しく述べることにします。
新しい情報を脳の中に取り込むには3段階のメカニズムが必要です。図に示しましたように、目や耳を通じて絶えず入ってくる情報のうち、注意の向けられた情報は短期記憶に取りこまれます。短期記憶のごく一部は長期記憶に移りますが、そのほとんどは15秒くらいで消失してしまいます。そこで、これは大事なことだから憶えようと思ったら、その情報を繰り返し頭の中でリハーサルする必要があります。とくにその意味を考えたり、色々連想をしながらリハーサルすると、情報は短期記憶から長期記憶へと転送されます。たとえば、大事な電話番号を憶えるとき、語呂合わせなどを用いて憶えることはよくあると思います。これは記憶の固定と呼ばれ、長期記憶に入った情報は長く保持されます。アルツハイマー型痴呆では記憶の固定が障害されているため、話しているときにはよく理解しているように見えるのに、その話の大筋が長期記憶に移行して行きません。すなわち、その話を憶えていないということが起こります。
記憶にはいくつかの種類があり、エピソード記憶と意味記憶に大きく分けることが出来ます。エピソード記憶は、特定の日時や場所と関連した個人的な経験に関する記憶です。たとえば、「先週の日曜日に友人達と軽井沢でゴルフをした。気候が爽やかであったし、成績もよかったので、楽しい一日であった」などという経験の記憶です。いわば、思い出に相当します。一方、意味記憶は知識に相当するものです。誰もが、小学校と中学校時代に、多くの単語の意味を習い憶えたはずです。日本史の授業では、平安遷都は794年、鎌倉幕府は1192年に成立したなどという歴史的事件の年代を暗記したことがあるでしょう。このような学習を通じて得られた知識は「意味記憶」と呼ばれます。両者は記憶の処理の仕方もそれらを貯蔵している部位も異なっていると思われます。アルツハイマー型痴呆ではとくにエピソード記憶が障害を受けやすいという特徴があります。そのため学生時代に学んだ知識はよく保たれており、ずいぶん難しい話もするのに、最近のごく日常的なことは少しも憶えていないということが起きます。

 

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